2022秋季長野県支部内交流大会 レポート
- 2022年11月02日
2022年10月29日長野運動公園柔道場にて2022秋季長野
支部交流大会が行われた。型、組手の2部門を、長野支部内の10道場から集合した選手が、 競い合った。午前中の型の部では、 今大会より1人ずつ演武する採点方式が採用された。 採点方式での大会が初めての選手も多くいたが、 各道場で稽古してきた成果が見られ、各選手、 自信に満ちた型を披露した。 幼年部では溝口日葵が経験値を活かして連覇。
小学1・2年の部では、中澤蒼介が初優勝。準優勝に静野あかり、
第三位に後藤絆奈と女子の活躍が目立った。 小学3・4年初級の部では、
安定力のある苑田小太郎が優勝したが、 その後に続いて準優勝の西村衣雄吏、第三位の倉島治舜が初入賞。 コツコツ稽古を積み重ねてきた2人の入賞は指導者の大きな励みと なった。同じく 3・
4年の中上級では長崎柊弥が2位以下に大差をつけて連覇。 集中力の高さを見せつけた。小学5・6年の部では佐藤真之介が優勝、 準優勝に上田道場の長崎大翔、李航希が続いた。 一般初級ではクラスを上げて出場した棚田茉都が初優勝。
その後ろに実直に稽古に取り組む船崎浩、 関紗織が入賞を果たした。 激戦となった中学生の部では中野道場の山口悠空、
江口孝太郎を抑え、小池正之が連覇した。 一般上級では、オンライン大会から、地区大会などに挑戦し続けている矢彦沢幸が連覇。土屋建太、 酒井健志がそのあとに食らいついた。 午後からは組手の部。なかでも立ち上がりから素晴らしい動きを見せていたのは中野道場の山口怜光。試合が始まると、激しく撃ち合い、 小柄な体格でも果敢に攻め続ける姿に会場全体が沸いた。 山口は惜しくも須坂道場の佐藤新太に敗れ、入賞を逃したが、 素晴らしい闘いぶりに多くの指導員から賞賛の言葉を浴びていた。 一方で、壮年50歳以上クラスも盛り上がった。前回優勝の溝口祥史を山口博文が延長の末退け、 決勝では稽古量に自信のある船崎浩と競り合った。まさに、 お互いが体力を尽くした戦いに会場からは大きな拍手が送られた。 全体を通して、各道場生の組手レベルが向上してきている。地区大会、極真祭、国際親善大会などへもどんどん挑戦してもらいたいと思える選手が多くいたと思えた。全体の底上げが目標である長野支部にとっては良い傾向に感じた。また、 運営面としてもまだまだ審判技術も同じようにレベルアップしてい かなければならないと感じた。引き続き、選手育成、 審判技術向上、運営改善に努めていきたいと思う。 最後に、
大会にご協力いただきましたすべての方に感謝申し上げます。押忍 型の部 入賞者
組手の部 入賞者
幼年の部