後藤敏之 昇段レポート
- 2024年04月05日
今回昇段の機会を与えていただきありがとうございました。
支部長はじめ各道場の先生、諸先輩方、日々丁寧に時に厳しく指導して頂いた羽田先生には心より感謝御礼申し上げます。
ここまで夢中で続けてこれたのも周りの理解、先生先輩仲間達無しでは成し得ませんでした。
思い起こせば約6年前、知人の紹介で子供が入門したのが私の極真空手人生の始まりでした。
初めは自身の健康維持の軽い気持ちで始めました。
しかし日々稽古を重ねるにつれ身体だけでなく極真空手の持つ精神論にとても影響を受け、心身共に成長したと実感しております。
押忍の意味でもある尊敬、感謝、忍耐、これらがとても重要である事に気付かされ、公私共に人生の糧となりました。
ただ強いだけ、試合に勝つだけが全てでは無いと先生、先輩方に教わりその背中に憧れ日々稽古に打ち込んでおります。
実践なくんば証明されず、証明なくんば信用されず、信用なくんば尊敬されない。大山総裁の言葉にあるようにそれを師である羽田先生が間近で証明し体現している姿に感化されいつしか私も指導ができる黒帯になりたいと憧れいつかは黒帯に挑戦したいと強く想うようになりました。
空手を通じ出会った方々は友人とはまた違い同じ方向を向き、互いに切磋琢磨する同士です。
そんな仲間に出会えたことは私にとってかけがえのない人生の宝物となりました。黒帯になってからが本当のスタートだと平尾支部長や先生方に教えて頂いた事を胸に、これからの空手人生は人間として成長させていただいた長野支部へ感謝の気持ちを込め、僭越ながら長野支部の更なる発展、運営と道場生の育成のお手伝いに貢献していく所存です。
この度は昇段審査に挑戦する機会をいただきありがとうございました。
押忍
極真会館 長野支部 中野道場 後藤敏之